2010年10月27日

英語の発音をどこまで気にするか

◇英語の発音は再現できない?◇

世界でも最も英語の発音が苦手とされる日本人。それは日本語の音には無い音が、英語には多く使われているためですね。

私たちは、日本語にはない発音も、日本語で使っている発音に引き寄せて聞き取ってしまいますし、同時に自分で発音するときも、日本語の音に置き換えて発音してしまいます。

この習慣から逃れるのは簡単なことではありません。

たとえば、英語では発音されていない母音を大量に追加して発音してしまうという癖があります。英語のカタカナ化です。batがbattoになってしまいます。

また、日本語では区別していない英語の発音も、日本語のカタカナに変えてしまいます。

わかりやすいところではLとR、BとVですね。ですから日本人にはliceもriceも、loadもroadも同じ発音になってしまうのです。

また、子音にも弱く、thとsとshの使い分けなど至難の業です。


英語の発音をカタカナで置き換えたとたんに通じなくなってしまう代表例はLとRですね。どちらもラ行に変換されてしまうことで、LoadとRoadの区別が付かなくなってしまいます。liceとriceも同じ発音になりがちです。

また、th、s、shの使い分けも日本人には難しいようです。

日本人がネイティブと同じ発音を身につけることは非常に困難であると言えます。

それでは英語でのコミュニケーションは不可能なのでしょうか。


◇英語には二つある◇

実は英語には2種類あります。米語と英語ではありません。英語をコミュニケーションツールとして捉えたときに、その目的別に2種類に分けられているのです。

一つはネイティブスピーカーが話す、母国語としての英語です。

もう一つは、「English user」と呼ばれる人たちが使う英語です。

後者の英語は、母国語としての英語ではなく、世界共通語としての英語を話す人たちのことを示します。

ですから私たちが学ぶ英語は、この世界共通語としての英語と捉えることができます。つまり、English userの英語です。

この世界京津後としての英語は、母国語として話されているネイティブスピーカーの英語とは異なります。

それは、目的が、異なる言語を母国語とする人たちのコミュニケーションツールとして使われるからです。

つまり、必ずしもネイティブの話す英語と同じ文法や発音の必要がないのです。

要するに、母国語が異なる者同士でコミュニケーションが図れれば良いということですね。

ですからそこには、中国人の英語、インド人の英語、韓国人の英語、そして日本人の英語があります。

もちろん、本来の母国語としての英語が基本になっているのですから、そこに近づくように努力することは大切なことです。

しかし、完璧ではないからといつまでも使わないのではなく、まずはとにかく通じることを目標にして努力することから始めることも大切だと思います。





posted by shige at 23:11| 英語を声に出す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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