◇英会話に有効な学習法法は?◇
英会話、つまり語学としての英語ではなく、コミュニケーションツールとしての英語を身につけるために効果的な学習法法とは何でしょうか。
たとえば英語の学習方法というと、リスニング、スピーキング、ライティング、英文法、発音といった分類が一般的ですね。
これらの学習法の中でも、特に英会話に必要とされるのがリスニングとスピーキングです。
他の学習方法も、リスニングとスピーキングの補助として考えた方が良いかもしれません。
◇英会話のリスニング◇
良く思われているのは、英語のシャワーをひたすら浴び続ければ、自然と英語が理解できるようになる、というものです。
しかし、多くの人がこの方法で挫折しているのもまた事実でしょう。
なぜでしょうか。
それは、意味のわからない英語を聞き続けても、それは雑音を聞き続けていることとあまり変わらないからです。
もちろん、英語特有の発音については、聞き分けることができる様にはなりますが、それが意味をもった言葉としては頭に入ってきません。
それで、いつまでたっても英語を聞き取ることができず、挫折してしまうのです。
そこで、次の3つの学習方法が有効であることがわかります。
一つは、意味のわかっている英語を聞くことです。
たとえば、意味のわかるテキストを見ながら英語を聞くことや、日本語と交互に流れてくる英語の教材を聞くことが有効です。
これを繰り返すと、英語が意味のある言葉として聞こえてくるようになります。
次に単語力です。
音声教材を聞くことと平行して、正しい発音で英単語を覚えていくと、その覚えた分だけ意味のある言葉を聞き取れるようになってきます。
そして以外かもしれませんが、文法力です。
ただし、学校英語で学んだような高度な文法である必要はありません。あくまで基本的な文法で良いのです。
目安としては、、TOEICの初心者向けの文法書を1冊読みこなしてみるといった程度です。
やはり大人になってから外国語を学ぶ場合は、闇雲に聞き続けるよりも、基本的な文法に関する知識があった方が、理解が早くなります。
◇英会話のスピーキング◇
英会話が会話である以上、聞くばかりでなく、自分の意思を伝えることができなければ意味がありませんね。
そこでスピーキングの学習が必要になります。
良く、聞き取れるようになれば話せるようになる、と思っている人が多いのですが、それは間違いです。
もちろん、聞き取れなければ、正しい発音をまねすることができませんが、それだけでは話すことはできません。
日頃の発声練習も重要ですし、決まり文句がとっさに出てくるまで覚えてしまうといった学習も実践的です。
このスピーキングに有効な学習が、音読とリピーティングです。
音読は、英語の文章を実際に発声しながら読む練習です。この練習で、英語の発音を口にすることに慣れるのです。
そして少し高度なのがリピーティングです。
これは音で聞き取った英語をそのまままねて発声することです。
この練習は、慣れるまでむず歌詞ですが、ネイティブの発音やリズム、イントネーションといった者が身につく練習ですので、重要です。

posted by shige at 23:20|
英会話を学ぶには
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